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OCP活動報告 vol.18 自分を強くする 常総100キロ徒歩の旅
自分を強くする 常総100キロ徒歩の旅
国際交流学科2年 石河靖裕
「いーち、いーち、いちに(そーれ)」歩調コールが、一斉に太陽照りつける農道に響き渡っています。私は今年の春から「常総100キロ徒歩の旅」にスタッフとして参加しました。「常総100キロ徒歩の旅」とは、4年生から6年生の小学生約130名と学生スタッフ及び社会人スタッフ約100名で、取手を出発し、土浦、筑波山を経由しつくば駅までの100キロの道のりを4泊5日掛けて歩き共同生活をすることで、子供たちの「生きる力」を育むイベントです。最初はいい思い出が作れればと軽い気持ちで参加しましたが、学生スタッフたちの意識の高さやコミュニケーション力の高さに驚愕し、スタッフ同士でのミーティングを重ねるたびに、私自身も熱い思いが育ってきました。今思えば、100キロ歩く前に自分の心が少しずつ成長していたと感じます。
私の本番中の担当は、子供たちの安全を守ることで、主に歩行時の交通整理や遅れた子供に付き一緒に最後まで歩くことでした。遅れた子供と一緒に歩く時の対応は難しく「生きる力」を伝えるためには、手を握って引っ張ったり急がせたりせず自分の力だけで歩かせなくてはならないので、子供の歩くペースによっては夜まで歩くとのことでした。本番2日目に担当した班で、ついに遅れだした4年生の男の子と歩くことになりました。この子は遅れた時から泣きながら、不満や愚痴を漏らしていました。私は仲間の大切さを語ったりあきらめないこと素晴らしさを話したり「生きる力」を伝えながら一緒に歩きました。予定時間に大幅に遅れながらも無事宿泊地に到着。その時言われた「こんな僕でも一緒に歩いてくれてありがとう」という言葉に胸が熱くなりました。今までの私も彼のように常に不満や愚痴を漏らし、感動することを馬鹿にすらする愚か者でした。しかしこのような些細な言葉にも感動できる心が育まれたことに、自分自身の成長を実感しました。
「常総100キロ徒歩の旅」は子供たちに「生きる力」を伝える以上に、自分自身の「生きる力」を気付かせてくれました。昨日よりも今日、今日より明日の精神で、一歩一歩前進することが「生きる力」だと考えます。今年よりも来年、の精神で来年も参加しようと思います。
※5月から8月まで、学生が「常総100km徒歩の旅運営協議会」で活動を行ってきました
(常陽新聞2010.8.19に掲載されています)
活動風景



