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79.日本語教育講座5(教材作成の実際)

講座名 79.日本語教育講座5(教材作成の実際)
担当教員名 井上 里鶴
講師現職 麗澤大学 非常勤講師
曜日・時間 月曜日 13:00~14:30
講座概要・対象 本講座では、日本語教育の現場で使用する教材とその特徴を理解し、作成方法の基礎を学びます。講座の前半では、会話教材の作成を行い、講座の後半では聴解教材の作成を行います。いずれの教材作成においても、作る前に、各技能の特徴をおさえ、作成手順や具体例を提示します。実際の作成段階においては、グループ活動を中心に行い、作成したものについてお互いに分析・検討しながら進めます。また、作った後の活動として、教材作成の過程とその意義を振り返り、今後の発展についても議論します。
講座全体を通して教材作成の流れが理解できるよう、実際の教材や具体例を多く扱います。加えて、グループ活動やディスカッションを積極的に取り入れることで、多様な視点で教材を分析・検討できるようにします。

対象:本学日本語教員養成プログラムを履修している方、または日本語を教えた経験のある方
授業内容 1 10/1 オリエンテーション 日本語教育現場で使用されている実際の教材を知る。技能、レベル、目的などを考えながら、それぞれの教材の特徴を把握する。
2 10/15 1)1章① 作る前に 第1節 会話とは何か 第2節 会話の仕組み 第3節 会話教育における指導学習項目 会話の特徴を把握し、指導すべき学習項目について理解する。
3 10/22 1)1章② 作る前に 第4節 会話教育における学習活動 第5節 会話教育のプログラム 会話教育の学習活動について理解し、4技能とのかかわりや評価について検討する。
4 10/29 1)1章①② 小テスト 1)2章① 作って使う 第1節 モデル会話を作成して用いる (グループ活動) 実際に会話教材を作成して用い、作成したものについて分析・検討する。
5 11/5 1)2章② 作って使う 第2節 ロールプレイを利用する (グループ活動) 実際に会話教材を作成して用い、作成したものについて分析・検討する。
6 11/12 1)2章③ 作って使う 第3節 会話活動を行う (グループ活動) 実際に会話教材を作成して用い、作成したものについて分析・検討する。
7 11/19 1)2章④ 作って使う 第4節 会話授業のさまざまな可能性を考える (ディスカッション) 会話の機能や形式に基づいた会話活動練習のデザインと教材例について具体的に知る。
8 11/26 1)2章①~④ 小テスト 1)3章 作って使った後で 第1節 研究と実践の連携の重要性 第2節 学習者の会話の分析と会話教育の連携 第3節 学習者による会話授業についてのコメントの分析 会話教材作成について振り返る。(ディスカッション)
9 12/3 1)3章 小テスト 2)1章① 作る前に 第1節 聞くということ 音声言語の特質を知り、言語習得と「聞く」ことのかかわりについて理解する。
10 12/10 2)1章② 第2節 教材化に向けて 聴解教材の作成に向けて、聴解行動の特徴とその難しさについて理解する。
11 12/17 2)1章①② 小テスト 2)2章① 作る 第1節 教材作成の基本計画 第2節 初級教材作成の手順 第3節 初級教材の作成―具体例― 初級日本語学習者向けの聴解教材の作成手順とその教材例について具体的に知る。
12 1/7 2)2章② 第4節 中級教材作成の前に 第5節 中級教材の作成―具体例― 中級日本語学習者向けの聴解教材の作成手順とその教材例について具体的に知る。
13 1/21 2)2章①② 小テスト 2)2章の内容をもとに聴解教材を作る①(グループ活動) 実際に聴解教材を作成し、作成したものについて分析・検討する。
14 1/28 2)2章の内容をもとに聴解教材を作る②(グループ活動) 実際に聴解教材を作成し、作成したものについて分析・検討する。
15 2/4 2)3章 作った後で 第1節 聴解の指導で配慮すべき点 第2節 具体的な指導法と指導の意味、期待される効果 第3節 ITを利用した教材開発など 聴解教材作成について振り返る。(ディスカッション) 最終レポート作成の指示および授業の総括。 2)3章 小テスト
テキスト 1) 尾崎明人ほか著 『会話教材を作る(日本語教育叢書 つくる)』 スリーエーネットワーク 1,944円(税込)
2) 宮城幸枝著 『聴解教材を作る(日本語教育叢書 つくる)』 スリーエーネットワーク 2,160円(税込)
備考 ・本講座は、日本語教員養成プログラムの講座です。本プログラムを修了するためには、原則として全回出席した上で、小テスト等の成績が合格点に達する必要があります。
・日本語教員養成プログラムを履修していない方も、受講できます。

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