学校選びにも「ESG」のものさしを

2020年10月の臨時国会で、菅総理は日本でも「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」という宣言を行いました。
それ以来、メディアなどで「カーボンニュートラル」という言葉を見聞きする機会が増え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みに注目が集まっています。

経営の世界では、最近「ESG」という言葉を耳にすることが多くなりました。

ESGとは、「Environment(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(企業統治)」を指しています。
もともと、投資家がESGについて配慮している企業へ投資(ESG投資)することを通して、企業のESGへの配慮を後押ししする流れの下、多くの企業がESGに取り組むようになりました。

環境問題に敏感な北欧の国々(北極が近く、地球温暖化の影響を大きく受けます)では、地球環境に配慮した企業でないと、取引してもらえないほどだそうです。
日本の企業も、カーボンニュートラルの取り組みなど、脱炭素化への取り組みが進められています。

大学の世界では、ESGへの取り組みはまだまだ進んでいないのが現状です。
そんな中、筑波学院大学は、2019年度の空調機器の省エネ化につづき、2021年度は照明のLED化を全学的に実行しました。
省エネ効率を高めることで、CO2排出量の削減を実現します。

実は、筑波学院大学グループの学校法人東北外語学園では、約10万㎡の学校林を所有しています。
林野庁のHPによれば、森林(広葉樹)1万㎡(1ヘクタール)あたり年間約1炭素トン、杉は年間1~3炭素トンを吸収するそうですので、10炭素トン(36.7CO2トン)以上は炭素を吸収しているようです。
排出を減らすだけではなく、炭素を吸収することもできます。

教育を通じて、夢と希望のある未来を創るのが、私ども学園のミッションです。夢と希望ある未来を創るために、持続可能な地球環境実現への取り組みも、重要な仕事だと思います。
そのような取り組みは、子供達の未来への、誠実さの表れでもありますから、教育の質とも関係があると思います。
学校選びにも、「ESG」が必要な時代かもしれません。

2021.10.15

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