OCP活動

OCP報告 Vol.260 「利用者」から「提供者」になった時

経営情報学部3年 根本 健大

私は昨年、「茨城県立中央青年の家」で児童生徒の活動のサポートを行いました。一年の時も宿泊活動に参加したのですが、その時はキャンプ初体験ということもあって、わからないことを周囲に聞きながら活動するのが精一杯で、物事を相手の目線になって考えることができませんでした。そこで今回は、参加者の様子を常に気にかけながらスタッフとしてきちんと立ち回れるように心がけました。

今回の活動を通して感じたのは、周りの状況によって子供達の行動が変わるということです。例えば、「茨城自然探検隊~昆虫博士になろう~」という体験活動に参加した子供達は、周囲に見知った大人が一人もいないので、子供同士で協力したり一人でできる範囲の事をやってみたりと、積極的に活動していました。しかし、「親子で防災~震災から学ぶ~」という親子を対象とする宿泊活動では子供だけでなく親御さんも参加していたので、割り振られた作業を親御さんに任せてしまう子供も多かったように思います。

このように、子供だけの活動と親子一緒の活動とでは目的や活動の様子が、大きく異なることも分かりました。子供だけの場合、子供達は、「自分が行きたいから」、「一人でも大丈夫だから」という理由で参加するので、一人で大抵のことができる子供達が集まります。だから、子供達は自分の意思で活動に取り組みながら様々な経験を重ねていきます。しかし、親子一緒の場合は、親御さんが子供たちとの思い出作りのために参加しています。そして、難しい工作や作業を行う際には、子供に負担がかかりすぎないように、あるいは、怪我をさせたくないという親心が親御さんたちに働くからでしょうか、作業に時間がかかりすぎることもありました。

今後自分が企画する立場になった時は、今回の活動で得た知識や経験を活かし、参加者たちに提供すべき内容を考えていきたいと思います。

(2016年8月29日常陽新聞掲載)

20160829常陽新聞写真(茨城県立中央青年の家)

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