OCP活動

OCP報告 Vol.274 学生生活ではできない自然体験

経営情報学科3年 引田 孝郁

私は昨年、那珂市にある「清水洞の上自然を守る会」で、公園の保全活動を行いました。この団体を活動先として選んだ理由は二つあります。一つは前年、この団体にお世話になったことです。そして、もう一つは、地球規模で自然破壊が進んでいる現代社会において、減りつつある自然と触れ合いたいと思ったからです。

この活動でもっとも大変だったのは、池を囲んでいる柵が曲がり、それを修繕する作業でした。この柵を直さないと池の水が循環しないということで、土木の専門家の指示を仰ぎながら作業しました。柵の周りの土を掘る際に、土が水分を含んで足場が悪く、なかなか足に力が入らず苦労しました。何とか作業が終わると、「お疲れ様、助かったよ」と声をかけられ、苦労が報われたと思いました。また、活動中に、私は自然について様々なことを経験し、学びました。この公園では、毎年、夏にホタル鑑賞会が開催されます。団体の関係者から、ここでは貴重な野生のホタルが見られる、という話を聞きました。土地開発でホタルの生息域が減少しているからこそ、私たち人間の手で野生のホタルを守らねばならない必要性を学びました。

受け入れ団体の「清水洞の上自然を守る会」の方々には、とてもお世話になりました。良好な自然環境を将来に残す活動とともに、地域の福祉向上にも尽力されている方々と触れ合う貴重な経験をしました。活動中には初対面の方々ともお話しする機会があり、コミュニケーション能力は活動前に比べると格段に上がったと思います。普段の日常生活でも怖気づかずにどんな人とも会話をできる自信がつきました。これから社会に出て行くと、年齢の異なる様々な方々と関わらなければなりません。今回の活動は、そうした将来のための大きな糧と自信になった気がします。

(平成28年12月5日常陽新聞掲載)

20161205常陽新聞写真(清水洞の上自然を守る会)

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