OCP活動

OCP報告 Vol.284 タイの大学関係者によるOCP視察

OCP推進委員長 武田直樹

2016年12月20日、タイのトップクラス大学であるタマサート大学、カセサート大学などで構成されるタイ大学視察団26名が、日本の先駆的なサービスラーニング(体験学習)の視察として、本学のオフ・キャンパス・プログラム(OCP)の視察に来られました。

タイの大学でも、2004年のスマトラ沖地震による津波災害や貧富の差が拡大していることをきっかけに、大学が社会貢献活動に力を入れる気運が高まり、学生がボランティアや授業の一環として地域に貢献するとともに、地域を学びの場とするケースが増えていることが今回の視察の背景にあります。

当日は、大島学長より歓迎の言葉とともにプミポン国王崩御への哀悼の意を表した後、本学が地域連携を積極的に進めているサッカーグランド、図書館、地域デザインセンターなどの施設見学、大学紹介、OCP紹介、3組の学生発表、教員や学生との意見交換会、セグウェイ試乗など、丸一日を掛けて、多様な視点から本学OCPについて視察をして頂く機会となりました。

特に学生発表は、セグウェイを使った近隣小学校での見守り活動、原発事故により福島県などから茨城県に避難している子供たちの運動会、東日本大震災により津波で全壊した宮城県石巻市の神社でのプロジェクションマッピングの奉納、といった、日本での社会的なテーマに取り組んだこともあり、とても熱心に聞き入っていました。

発表後、学生との意見交換会では、活動がその後、どのように発展しているのか、という点に質問が及び、卒業論文でセグウェイでの観光ルートを提案していること、授業終了後もボランティアとして活動を継続していること、ラジオ番組ディレクターとして音響編集技術に活きている点などが挙げられました。

今回の視察受け入れを通して、本学は今後もタイの大学でのサービスラーニングの発展に寄与できる関係を創れたかと思います。視察団は本学に加えて、立教大学、国際基督教大学などを訪問しました。

(2017年2月20日常陽新聞掲載)

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