OCP活動

OCP活動報告 Vol.169 いのちの体験

経営情報学科3年 鈴木 祐滋

私は「NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク」で、この団体に保護された犬たちのお世話を体験しました。

今回の活動で感じたことは、いのちを相手にした仕事は非常に大変なことであり、またやりがいを強く感じられるということです。特に掃除に関しては大変でした。動物が病気になると周辺に悪影響が及ぶため、しっかり隅々まで掃除を行う必要があります。大変な作業でしたが、作業が完了した時にはとても達成感を感じることができました。また、犬たちに飲ませなければならない薬を個別に分量を量ってエサに混ぜ込む作業も、医療現場のようで印象的でした。

犬の健康に気を配りながらそれぞれの性格や制限などを考慮することの難しさや大変さも、身にしみて感じました。毎日早朝6時からスタートする犬の散歩では、動物たちの健康状態、散歩中のトイレの様子などを観察します。スタッフの方たちはちょっとした犬の異変を見落とさなかったり、イレギュラーな事態が起きた際にすみやかに対応したりしており、そこから皆さんの動物好きな気持ちと責任感が伝わってきました。

活動の最終日は、なんだか犬たちも寂しげに見えました。この活動で常に考えていたことは、この保護された動物たちが人間だったら、ということです。相手は同じ命です。それを一方的な都合で捨ててしまう、そんな人間は身勝手だということを強く感じました。そういう現状のなかでこの仕事に携わることができたのは、貴重な体験だと思います。

保護する犬がいなくなることが理想かもしれませんがそれは不可能なので、そのような犬を減らすことが重要だと感じました。そして実際に犬の世話をした私自身が、一人でも多くのひとにこの現実を発信していかなくてはと思います。そのような意識を持つことができるようになったという点で、本当にためになる経験をしました。このような経験をさせていただいた団体の方々には感謝しております。

いのちを相手にした仕事は大変でしたが強いやりがいを感じました

いのちを相手にした仕事は大変でしたが強いやりがいを感じました

※学生が平成25年11月から12月にかけて、「NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク」(つくば市)で活動を行いました。

(この報告記事は平成26年10月6日発行の常陽新聞「つくば市をキャンパスに~筑波学院大生の実践活動報告No.36~」に掲載されました)

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