OCP活動

OCP活動報告 Vol.211 障害を壁にしない社会へ

経営情報学科2年 須藤 愛里沙

私は昨年の8月に、「つくば市社会福祉協議会」が主催する「夏休みふれあいサロン」で活動を行いました。この活動に参加したのは、障害を持った高校生とのコミュニケーションを通じて知識の幅を広げたいと思ったからです。

私が担当したのは、ある男子高校生でした。午前中に行った習字では、書く字を自分では決められない様子で、全部は手伝わずに選択肢を示し、それを書いてもらうようにしました。とても物静かであまりしゃべらない彼に、一つずつメモに書いたりジェスチャーを使ったりして説明に苦労しましたが、うまく伝わると笑って頷き熱心に取り組んでくれ、とても嬉しかったです。午後のダンスでも、参加者は午前中よりも私の話によく耳を傾け、いっそう積極的に参加してくれました。活動が終わると、高校生たち全員からお礼の言葉をもらい、私の方こそ喜びと感謝の気持ちで一杯になりました。

今回の活動を通じて気づかされたのは、自分自身の中にある偏見です。障害児というのは、保護者なしで生活できない人たち、あるいは、車いすに乗り手足が自由に動かせない人たち、と活動以前に私は想像していました。しかし実際に接した彼らは、大きな声で挨拶をし、靴もきれいに揃えることができ、普段の私たちと全く変わりませんでした。昼食時も、自分専用の箸や先割れスプーンなどを使う子はいたものの、誰かに手伝ってもらいながら食事をする子は一人もいませんでした。車いすに乗っている子もお手洗いには自分一人で行っていました。また、一口に障害児といっても、身体障害を抱えた子、ダウン症や自閉症、成長障害を持った子など、様々であることも改めて教えていただきました。

自分が抱いていた障害児のイメージを覆すことができたのは、大変貴重な体験でした。障害を持つ方々との交流が増えることで、彼らに対する社会的な理解がもっと深まることも痛感しました。

(2015年8月10日常陽新聞掲載)

2014年8月につくば市社会福祉協議会(茨城県つくば市)で活動を行いました

2014年8月につくば市社会福祉協議会(茨城県つくば市)で活動を行いました

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