OCP活動

OCP活動報告 Vol.216 自然を守る苦労と価値

経営情報学科 3年 横田 遼太

私は、昨年、「NPO法人宍塚の自然と歴史の会」の活動にスタッフとして友人と二人で参加しました。この団体は、ユネスコ未来遺産に登録されている「宍塚の里山」の保全活動を行っています。私が主に取り組んだのは、ブルーギルなどの外来魚の駆除や里山の植物から栄養分を奪ってしまう竹の伐採でした。

この活動を選んだのは、もともと自然環境に興味を持っていたからであり、また、自分の通う大学の近くにユネスコ未来遺産に登録されている里山があると知り、その保全活動がどのように行われているかを実際に体験したいと思ったからでもあります。

今回の活動で、たくさんのことを学ぶことができました。とりわけ、自然を守ることの大変さと大切さを身をもって体験しました。その大変さを痛感したのは、外来魚の駆除をした時でした。池でボートを漕いだり、仕掛けた網を引き揚げたりと初体験の連続で、毎回外来魚を10キロ以上捕獲したのですが、それが減ったことを実感することができませんでした。ただ黙々と地道に作業を続けていくしかなく、環境の保全には並々ならぬ忍耐力が必要なことを学びました。

また自然を守る大切さを知ったのは、竹を伐採した時でした。大きな竹を伐採していると、その下から絶滅危惧種の植物が姿を現わしました。竹の伐採はこうした植物を守るためでもあり、人間の手で自然を守ることの大切さを学びました。

ユネスコ未来遺産に登録されている場所で活動し、さまざまな初体験をしました。外来魚の駆除ではボートをひとりで漕ぎ、竹の伐採では竹を1本丸ごと切り倒しました。こうした体験はとても楽しく、充実した活動をすることができました。

今回大学の近くに素晴らしい自然やそれを保全する団体があることを知ったので、今後もその団体が催す観察会や収穫祭などに積極的に参加していきたいと考えています。

(2015年9月21日常陽新聞掲載)

2014年の5月から12月にかけて認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会(茨城県土浦市)の活動に参加しました

2014年の5月から12月にかけて認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会(茨城県土浦市)の活動に参加しました

 

トップに戻る