OCP活動

OCP活動報告 Vol.226 心があるのは、人間だけ?

経営情報学科2年 平ブルーノナガハマ

私は今年の夏、「NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク(CAPIN)」の活動に参加し、シェルターで保護されている犬や猫たちのお世話をしました。

犬も猫も飼ったことがない私にとって、今回の活動は何もかもが初めての体験でした。正直なところ動物たちは簡単に懐いてくれるだろうと思っていましたが、シェルターで実際に犬たちに会ってみると、どうしても人に懐かなかったり、人が触ろうとすると震えたり驚いたりする犬が多く、吠えられてばかりで、触れ合うことができた犬はごく僅かでした。そのため私は、犬たちと本当に一緒に散歩に行けるのだろうか、と不安になりました。

活動が始まると、一日目はどの犬たちも素直に散歩してくれました。しかし二日目からは散歩に行こうとしない犬や散歩から帰ろうとしない犬も出てきて、手こずるようになりました。どんなによくしつけられている動物でも、意思があり、自分の望むとおりのことをしようとするものだということに、私は気づきました。今まで動物と触れ合うことがなかった私は、しつけさえすれば動物は人間の言うことを何でも聞くものだと思っていたのです。考えてみれば当然のことなのですが、どんな生き物にも、人間と同じ心や意思がちゃんとあることを、改めて痛感しました。

活動中には多くの方々から餌などの寄付が届き、その量に驚かされました。動物たちのお世話をしながら、これだけ多くの餌をどう調達しているのか不思議に思っていましたが、それは多くの方々の善意によって成り立っていたのです。自分が飼っていない犬や猫についてここまで親身に考えて下さる人がいることを知り、心を打たれました。

今回の活動で、「命」に対する自分の考え方が広がり、想像以上に多くのことを学びました。当初苦戦していた動物のお世話もできるようになり、とても有意義な活動だったと思います。

NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク(CAPIN)」(つくば市)で活動しました

NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク(CAPIN)(茨城県つくば市)で活動しました

(2015年12月7日常陽新聞掲載)

 

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